代表理事の佐々木です。
本患者の会は、甲状腺眼症の新薬であるテプロツムマブの日本導入を願っています。
テプロツムマブについては3月6日の勉強会の動画で三村先生より詳しくご説明いただいていますが、とても期待される薬です。
この度、本患者の会から日本医師会に甲状腺眼症の治療に用いるテプロツムマブの早期承認に関する要望書を提出しましたので、お知らせいたします。
提出した要望書の内容は以下です。
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甲状腺眼症の治療に用いるテプロツムマブの早期承認に関する要望書
時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
一般社団法人甲状線眼症の医療を前進させる患者の会は、日本国内の甲状腺眼症の医療の前進をめざして活動しております。
甲状腺眼症は醜形(眼球突出、眼瞼後退、眼瞼腫張、結膜の充血や浮腫、涙丘の八隻や腫脹)、視機能障害(複視、視力低下、視野欠損)、眼や眼の周囲の痛み、流涙、眼瞼運動障害(兎眼、眼瞼遅滞)、眼球運動障害、角膜障害(びらん、潰瘍、混濁、壊死、穿孔)、視神経症、網膜障害といった多彩な眼症候を呈し、患者はそれらの症状に非常に苦しみ悩み、絶望しております。
現在日本では活動期の甲状腺眼症の治療薬としてステロイドが用いられていますが、重篤な副作用を起こしたり、眼球突出の軽減や複視の十分な改善が得られない場合が多々あります。また、ステロイドを用いての治療は対症療法であり、発症の根本原因に関与するものではありません。
しかし、2020年1月、甲状腺眼症の治療に用いるテプロツムマブが米国食品医薬品局(FDA)において承認されました。
テプロツムマブはOPTIC試験で高い効果が発表されています。
私たち日本の甲状腺眼症の患者や近親者は、大きな期待を持ってテプロツムマブの早期承認を待ち望んでおります。
日本でもテプロツムマブの治験が始まったと伺っています。 私たち甲状腺眼症の患者や近親者は、甲状腺眼症から、そして甲状腺眼症の症状に伴う絶望から解放されることを望んでおります。そして、現在甲状腺眼症に苦しみ悩んでいる人たち、これから甲状腺眼症に向き合う人たちのために、早く治療を受けられるようになってほしいと願っております。 どうか、わが国でもテプロツムマブが速やかに承認されますよう、切にお願い申し上げます。
以上
時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
一般社団法人甲状線眼症の医療を前進させる患者の会は、日本国内の甲状腺眼症の医療の前進をめざして活動しております。
甲状腺眼症は醜形(眼球突出、眼瞼後退、眼瞼腫張、結膜の充血や浮腫、涙丘の八隻や腫脹)、視機能障害(複視、視力低下、視野欠損)、眼や眼の周囲の痛み、流涙、眼瞼運動障害(兎眼、眼瞼遅滞)、眼球運動障害、角膜障害(びらん、潰瘍、混濁、壊死、穿孔)、視神経症、網膜障害といった多彩な眼症候を呈し、患者はそれらの症状に非常に苦しみ悩み、絶望しております。
現在日本では活動期の甲状腺眼症の治療薬としてステロイドが用いられていますが、重篤な副作用を起こしたり、眼球突出の軽減や複視の十分な改善が得られない場合が多々あります。また、ステロイドを用いての治療は対症療法であり、発症の根本原因に関与するものではありません。
しかし、2020年1月、甲状腺眼症の治療に用いるテプロツムマブが米国食品医薬品局(FDA)において承認されました。
テプロツムマブはOPTIC試験で高い効果が発表されています。
私たち日本の甲状腺眼症の患者や近親者は、大きな期待を持ってテプロツムマブの早期承認を待ち望んでおります。
日本でもテプロツムマブの治験が始まったと伺っています。 私たち甲状腺眼症の患者や近親者は、甲状腺眼症から、そして甲状腺眼症の症状に伴う絶望から解放されることを望んでおります。そして、現在甲状腺眼症に苦しみ悩んでいる人たち、これから甲状腺眼症に向き合う人たちのために、早く治療を受けられるようになってほしいと願っております。 どうか、わが国でもテプロツムマブが速やかに承認されますよう、切にお願い申し上げます。
以上
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以上、テプロツムマブの早期承認に関する要望書提出のお知らせでした!
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