【重要なお知らせ】眼窩減圧術の保険収載に向けた活動と患者の会の新体制への移行について
一般社団法人甲状線眼症の医療を前進させる患者の会です。
みなさんに重要なお知らせがあります。
1. 患者の会の登録制・会費制への移行について
1) 概要
■概要
①患者の会は2024年4月から登録制・会費制になります。
②会員として患者の会を支えてくださる方は、入会・登録の手続きをお願いします。
■手続き方法
①下の患者の会への入会フォームに記入・送信の上、1週間以内に下の振込先(患者の会の口座)に年会費2500円と入会費1000円をお振込みください。
*フォームへの記入の後で送信を忘れる方がいます。記入の後は送信をお願いします。
*お振込みは、登録時はご家族でもお一人ごとにお願いします。振込手数料がかかってしまい申し訳ありませんが、登録に漏れが出ないようにするためにですので、ご協力をお願いします。次年度以降の登録の更新時はまとめてお振込み可能です。
【入会フォームのリンク】
【会費・入会費振込先】
住信SBIネット銀行(金融機関コード0038)
法人第一支店(支店コード106)
普通1777834
漢字:一般社団法人甲状線眼症の医療を前進させる患者の会
カナ:シヤ)コウジヨウセンガンシヨウノイリヨウヲゼンシンサセルカンジヤノカイ
②お振込み確認後、患者の会から入会手続き完了のメールが届き、入会となります。
*移行期間中(2024年3月末日まで)に振り込んだ年会費は2024年度分です。2024年度に同年度分の年会費が二重に徴収されることはありません。
*フォームに登録したメールアドレスが患者の会からのメールを受信できるように設定してください。
*1週間以上入会手続き完了のメールが届かない場合は、患者の会からのメールが受信できる設定になっているかご確認ください。その上で、患者の会のメールアドレス宛(thyroideyedisease.japan@gmail.com)にお問い合わせください。
■年会費:2500円
■入会費:1000円
■会員としての特典:
①交流情報交換用Facebookグループ「甲状腺眼症患者のための語りの場」への参加
②交流会(オンライン・対面)への参加
③甲状腺眼症勉強会・講演会への参加
④患者の会のホームページの会員専用ページの閲覧
⑤その他患者の会の活動への参加
⑥甲状腺眼症に対する眼窩減圧術の保険収載に向けた活動の状況を知ることができる。
⑦甲状腺眼症の医療の前進に貢献することができる
*新体制への移行後も、患者や近親者の交流や情報交換の場の提供(交流会、交流・情報交換用スペース等)、甲状腺眼症や治療について知る場の提供(甲状腺眼症勉強会・講演会、ホームページでの情報掲載等)も、これまでと同じように行っていきます。
2. 眼窩減圧術の保険収載に向けた活動について
1)保険収載とは
①現在、甲状腺眼症に対する眼窩減圧術は保険収載されていません。
②「保険収載されている」とは、検査や手術等が保険適用となっていて、診療報酬点数表に点数が載っている=価格が決まっているということです。
(例)ものもらいの手術:K208麦粒腫切開術410点。
1点が10円で、410点で片目4100円、両眼で8200円の価格。
③保険収載されていない手術のうち特殊な手術は、保険収載されている手術の中から、いちばん似ている手術を援用することになっています。
2)眼窩減圧術は保険収載されていない
①前述のとおり、甲状腺眼症に対する眼窩減圧術は保険収載されていません。
②そして、これまで、眼窩減圧術に似ている手術として、甲状腺眼症に対する眼窩減圧術は、K235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)45230点やK228眼窩骨折整復術29170点が援用されてきました。
③しかし、地域によって眼窩減圧術の適用が異なっています。地域によっては眼窩減圧術が保険適用外とされたり、K234眼窩内腫瘍摘出術(表在性)6770点とされたりしています。またその決定も頻繁に変わっています。そして患者がその決定に振り回されています。
3)時代の変化
①上記のような事態が生じるのは、甲状腺眼症に対する眼窩減圧術が保険収載されていないからです。
②かつては同手術を受ける患者が少なかったため、同手術は保険収載されず、K235眼窩内腫瘍摘出術(深在性)45230点やK228眼窩骨折整復術29170点が援用されている状態でも問題は生じませんでした。
③しかし、現在は同手術を受けられる患者の数が増えています。
また、インターネットにより多くの患者が甲状腺眼症の診療ができる医療機関にたどり着くことができるようになり、結果同手術を受けることを希望する患者の数も増えています。
4)結論
①患者の会は、多くの甲状腺眼症の患者が眼窩減圧術を受けられるようになっている現在、また多くの患者が眼窩減圧術を受けることを希望している現在、甲状腺眼症に対する眼窩減圧術が保険収載されるべきフェーズにあると考えます。
②そこで、患者の会は、早ければ2026年、遅くとも2030年までに甲状腺眼症に対する眼窩減圧術が保険収載されることをめざして活動していきます。
みなさんのご協力、どうぞよろしくお願いします。
一般社団法人甲状線眼症の医療を前進させる患者の会
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